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総務省の発表によると、救急搬送された熱中症患者の半数は65歳以上の高齢者とのことです。


高齢者は体温機能が衰え、暑さを感知しにくくなっているため、テレビなどで熱中症に関する報道を見ても、それを自分の体感として考えられないため、他人事なんですね。


熱中症イコール夏バテ、という感覚なのかもしれません。
今回は、体感しづらい高齢者の方に、エアコンは嫌いでも、熱中症にならないためにはエアコンを上手に使うことも必要だということを、どういう風に伝えたらいいか、考えてみたいと思います。


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高齢の父親は、なぜエアコンが嫌いなのか?

エアコンが苦手な父親になんとかエアコンを使ってほしいと思っている女性が、健康番組の企画で作戦を練りました。


その女性の父親は、暑がりの母親の入れたエアコンも勝手に止めてしまったりするそうなんです。
夫婦の寝室はそれぞれ別で、それぞれにエアコンがありますが、父親の方はほとんど使わないとのこと。


父親本人は、熱中症に全く関心がなく、自分がなるとは思ってもいないようです。エアコンを入れないのは、電気料金を節約するつもりではなく、クーラーの冷えがあまり体に合わないと思っている様子。


母親の方は暑がりなので、暑い日は夫婦別々の部屋にいることが多いとのことでした。


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エアコン嫌いの人を説得する方法とは?

①高齢者は暑さを感知しにくくなっている
高齢者は自分の体感で熱中症かどうかを判断することができないということを認識してもらう。
例えば、喉が渇いていなくても体の水分は減っているとか、暑いと思わないことそのものが体の間隔が鈍っていることなのだ、ということを納得するまで説明する。


②気温そのものが以前より上がっていることを認識してもらう
自分が過去に体験した夏の暑さより、今の方がずっと暑いということを、数字で比較して納得してもらう。気温の変化を表にしたものなどを実際に見せて、数字を使って説明する。

例として、1年のうちで30℃になった日を過去と比較したもの:
1980~1984年は年間200時間なのに、2008~2012年は400時間になっている。
30℃以上になった日が、以前と比べると2倍になっているという事実をデータを見ながら説明することで、特に男性は興味を持つのでは?


③その上で、デジタル温度計を設置する
その父親の部屋にデジタル温度計を設置して、室温に敏感になってもらうようにします。

自分の体感ではなく、実際に目に見える数字で室温を確認することによって、室温を気にかけてもらうようにすることが、自発的な行為を促してエアコンのスイッチを入れることにつながるのですね。


実際にこの父親は、気温変化のデータを見たことで気温に対する認識が変わったようです。

その後は、温度計を毎日チェックして、室温を気にかけるようになりました。しかも、母親の方のエアコンがついていても、勝手に消すことはなくなったようですよ。

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高齢者は熱中症弱者であるという認識が必要

高齢者は熱中症に対して認識が足りない、と言う意味では熱中症弱者であるということです。テレビなどで熱中症に関する情報を見ても、自分事と考えられないので危機感がありません。


自分は暑さを感じないのでエアコンの必要性を感じないというのであれば、温度計で室温を数字で確認させ、何度になったらエアコンを入れる、と機械的に決めてしまった方が良いです。


高齢者の中には、エアコンは贅沢だという意識の方がいるかもしれません。このくらいの暑さでエアコンを入れるのは贅沢、電気料金も気になる、ということであれば、最近のエアコンは節電になっていることなどを説明して、そのとき具体的な数字(1時間にいくら位かかるとか)で説明してあげるのもわかりやすいですね。


もし、エアコンの冷気が苦手ということであれば、エアコンの羽の向きを天井に向けるなどして、直接風が当たらないようにしましょう。


少しもったいない使い方なのですが、窓を少し開けて、外気とエアコンの冷気が混ざるような感じにすれば、自然の風に近い感覚になるかもしれません。


エアコンは28℃に設定するか、除湿にして、扇風機などを使って部屋全体を涼しく保つようにしましょう。

まとめ

確かに、エアコンの冷気は長い時間触れるには、あまり気持ちの良いものではないかもしれません。高齢者の方でエアコンが嫌いな人が多いのは分かるような気がします。


エアコンも進化しているので、今後はこういった希望にかなうような、自然の風に近いようなエアコンが開発されるかもしれませんね。期待しています。

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