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個人的にはほとんど防災グッズを持っていないので、実際大地震が起きた時どうするのか、想像もつかない状態です。
それでも、なぜか防災の対策の特集などを見ると録画までして見てしまいます。


どこかですごく気にしているんでしょうね。多分そういう人は多いと思います。
私が今一番体験したいと思うのは、震度6や7の疑似体験。起震車というのもありますね。以前から一度試したいと思っていたのですが、まだ実現していません。


最近は、住んでいる区やマンションなど自治体で、地域ごとに取り組む防災対策が盛んになってきているようです。「独自防災」といいます。
地震火災で119番してもすぐには消防車は来てもらえない、ということが常識となりつつあります。


まさしく、自分の命は自分で守る、ということになるのでしょうが、自分たちの命は自分たちで守ろう、という地域の中での取り組みがあちこちで始まっているようです。


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京都市のマンションの事例

ここで「団塊スタイル」に登場した、190世帯・365人が住んでいる京都のマンションの事例を取り上げます。
地域で取り組む防災対策の1つの例として、とても参考になると思いました。


このマンションは防災に関して独自の取り組みをしています。
それは、地震が起こったとき、マンションの中だけで避難生活をすると決めていること。


実際に地震が起きた時、救援物資が期待できない最初の3日間をどうするか
ライフラインが復旧するまでの1か月間は?


こういうことに対して、このマンションは具体的なプランを立てて備えているのです。


このマンションでは、普段から人が集まってのイベントなどが盛んだったようです。なので、イベント用の調理器具や食器を保管している倉庫があり、この調理器具や食器を災害時に転用することができるとのこと。


食料品に関しては、震災直後の3日間は住民が持ち寄ることに。ただで持ち寄るのではなく、通常の3倍で買い取る、ということを皆で話し合い、ルールとして決めたということです。


しかも、このルールはマンションの管理組合の規約にも書き加えられています。


でも、なぜ非常食をストックしないのでしょうか?


実は、非常食にも保存期限があり、その入れ替えに費用が掛かるわけです。乾パンなどでも備蓄するのに年間13万円もかかってしまいます。その費用をもっと他の防災対策に役立てられるというわけですね。


例えば、常時9万リットルの水が蓄えられている受水槽。
震災などの後、この受水槽は機能しなくなり、各戸への水の供給ができなくなります。しかも、取り出すこともできない。


これを、受水槽から直接給水できるように蛇口を取り付ける改修工事をしました。費用は5万円。これで住民の1か月分の水を確保できます。


非常用トイレを40万円で購入。
普段は防災用具の保管庫になっています。
水道が復旧するまで使用可能な水洗トイレとして、こういう備えがあるというだけでも住民にとっては安心ですね。


このマンションは年1回行われる防災訓練の出席率が8割にもなるんです。高参加率ですよね。


その高い防災意識の背景には、普段の様々なサークル活動が見逃せません。ヨガなど、個別に行われる各サークルのほかに、当番制で毎週開かれている「日曜喫茶」という住民が自由にお茶を飲んで会話を楽しめる憩いの場を提供しています。


そういうコミュニティやサークル活動のつながりが、ごく自然に互いの信頼関係を育んでいるということなのでしょう。


防災訓練にも、消火訓練のほかに、炊き出し訓練などもあり、これも特徴的だと思います。
また、マンションの防災委員会の人たちが率先して、高齢者を背負って非常階段を下りる、という訓練内容もあったようです。

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災害時のシミュレーションを体験してみる

では、実際に大きな地震が起こった場合、どう行動すればいいのか?
都内に“そなエリア東京”体験型防災施設 があります。


地震が起きた街をCGで再現している映像の中、元NHKの国井アナウンサーが首都直下型地震のシミュレーションをしていきます。
設定は帰宅困難者。


タブレットを受け取り、クイズに答えながら進んでいきます。
まず、エレベーターに乗って体験スタート。


首都直下型地震シミュレーション①
エレベーター内で地震発生。
このときエレベーターは動いたまま、あなたはどうするか?


・全ての階のボタンを押して一番近い階で降りる
・あわてずに、助けが来るまでじっとしている



これは、最初の、全てのボタンを押す、が正解です。


実際、地震が起こるとエレベーターはどうなるのか?


2009年に建築基準法でエレベーターの関する施行令の一部が改正され、現在は全国の7割のエレベーターに地震感知器が取り入れられています。


地震が発生しても、わずかな初期振動を感知指定自動的に最寄りの階で停止し、ドアが開くようになっています。
でも、地震感知器のついていない残り3割のエレベーターは、大きな地震でも止まることなく動きつづけます。


そういうエレベーターに居合わせてしまったら、やはり、全ての階のボタンを押して、最寄りの階で停止させ、一刻も早くエレベーターから下りることが大切です。


2011年の震災時、全国で67万2000基あるエレベーターのうち210基で閉じ込め事故が起きています。
その時はあわてずに専門のスタッフが来るまでじっと待つこと。自力でドアをこじ開け、脱出する行為はやめましょう。


首都直下型地震シミュレーション②
建物が倒壊した街を歩く。
電柱が倒れて電線がぶら下がっていたり、エアコンの室外機が落ちそうになっています。ビルの看板も落ちてくる可能性が。

このとき、ヘルメットがなければ、手持ちのリュックやかばんなどで頭を守るようにします。


首都直下型地震シミュレーション③
火事を発見。


クイズです。もしあなたが火事の第一発見者だとしたら、まず最初にすべきことは何ですか?
・消化器を探す
・119番に通報する
・火事だと大声で叫ぶ



正解は3番目「火事だと大声で叫ぶ」です。


火事を発見したら、第一に大声で助けを求めること。
次に手分けして、119番通報や消火器などで初期消火をすること。


もし、1キロ先で大火災が起きている場合は、大火災に巻き込まれないように、風向きを考えて逃げる。


帰宅しても家族がいない場合でも、表に居場所のメモが残されているかもしれません。実際の災害時は携帯電話もつながらなくて連絡が取れない可能性が高いです。


首都直下型地震シミュレーション④
家族と離れて連絡が取れないような場合、ガムテープなどで家族にメッセージを残します。


実際の災害時は携帯電話の電源が持たなくなって画面がつかないことがあるので、普段から印刷した家族の写真を持っているといざというとき役に立ちます。避難所などで家族を探す時に探しやすくなります。


普段から家族写真を手帳に挟んだりして持ち歩くようにするといいですね。

実際に役立つ防災グッズとは?

実は、被災地では防災リュックを背負って避難した人はほとんどいなかったという話があります。
リュックを持ち出せなかった理由としては、

①重くて背負えない
②置き場所がわからない

ということがありました。


番組で実際便利と取り上げたのは「ベスト」でした。
ポケットのたくさんついた野外用のベストです。中には、筆記用具に無線機、ポケットティシュやライター、軍手、防災用の笛など。


それを玄関近くのハンガーにかけておくのです。
いざというときはそれを着て緊急避難し、そのあと防災リュックを持ち出す、という手順です。


他に役立つ防災グッズとしては、

折り畳み式防災ヘルメット
ヘッドランプ(懐中電灯だとどうしても片手がふさがります)
ソーラーチャージャー(充電器)
簡単湯沸かし器(発熱材つき)
アルファ米(5年間長期保存)
簡易トイレ(段ボールでできたトイレに黒いごみ袋をはめ込むだけ)


他にアイデアとして、

・紙皿の上にラップを敷いて食事をすると、後始末が簡単
・ゴミ袋に切れ込みを入れてかぶるだけでポンチョになる

というものもありました。

まとめ

被災地の方にアンケートを取ると、一番困ることはトイレの問題のようでした。
被災地のトイレは洋式が少ないんですね。高齢者は立ったり座ったりが不自由な方が多いので、これも大きな問題です。
それと、トイレの電気がつかないものが多いとのこと。


防災グッズも最近は便利でおしゃれなものが多くなりました。
折り畳みヘルメットなども便利ですし、広げた時もおしゃれですね。


防災に関する意識がないわけではなかったものの、行動が伴っていなかったので、これからは両方を意識するようにします。
防災意識は一生のものだと思いますから。

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