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「地元を知ろう!」という講座も中盤に入っていよいよ取材記事の書き方になりました。


グループごとに分かれてのタイトル付の実践は、なかなか意見がまとまらず苦戦しましたが、言葉に対するセンサーが高まったような気がします。


備忘録として書きます。


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タイトル付は超重要!

タイトルはまず最初に考えます。
一番重要な部分だからです。


今回は例として「タウンニュース」というフリーペーパーの取材記事を想定しています。
見開き1ページの中に川崎市内で行われる各種催しの報告や予定などが記載されていて、それぞれの記事に2.3のタイトルがついています。


新聞記事のタイトルの構成は3本。

主見出し・・メインの内容を書く
脇見出し・・主見出しの補足
割見出し・・主に主語に当たる内容を書く

となっています。


人が1秒間に読める文字数は、9~11文字くらい。
Yahooのタイトルは13文字くらいですね。
なるべく短く、読者にストレスを与えないようにします。

見出しの種類も書き方で2種類に分かれます。
「客観」「主観」


ほとんどは「客観見出し」になります。文字通り、状況を客観的に示します。記事の要約でもあり、一般的にはこちらを使います。


「主観見出し」は、記者の目線を入れた見出しのこと。この場合も読者の目線に立って記事内容の感想や印象を示します。

記事の目的を明らかにする

記事を書く記者は「文章を書く人」ではなく、「文章で情報を伝える人」である、ということなんですね。
「情報を伝える」ために「書く」わけです。


取材記事の書き方は、ここを押さえておかないと相手に響く記事にはなりません。
その上で、記事に対して意識することは、

「伝えたいこと(目的)を明らかにしておく」
「伝えるべき対象(読者)を常に意識する」



常に読者のことを考えて書く、ということなんですね。

“数字情報”とは?

情報を伝えるときはできるだけ数字を入れると説得力が増します。


お店だと、1日「何人」来る、とか、歴史的な建造物であれば「何年」の歴史があるとか。
常に数字を意識して書くようにします。

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記事のセオリーとは?

記事の書き方に、「逆三角形の法則」というものがあります。
記事を書くときは、価値のあるもの、重要なものから書く、ということです。


1つには、読者は全部は読まないということ。
新聞などの場合、取材記事を書く人とその記事を整理する人が違います。


なので、整理するときに下から切られてしまう可能性があるので価値のある内容は先に書く、ということを意識します。


一文の文字数は50~60文字。
100文字以上になると読みづらくなります。


主語と述語の間は短くします。
一文を短くすると、あとで順序を入れ替えることで伝えたい目的を変えることもできます。


「具体的な表現」で惹きつけること。

「美味しいラーメン」
「秘伝の魚介のダシが効いたスープに細めの縮れ麺がよく絡む」

「肌がきれいになるエステ」
「ベテランエステティシャンの手業でオリジナル美容液を浸透させ、瑞々しい素肌に」

「ためになる収納セミナー」
「100円グッズを活用した目からうろこの収納術」

という感じですね。


具体的な表現にするためには、単純に「美味しい」を「美味しい」と書かないで、ほかの表現で美味しさを伝えることができないかを考えます。


味覚だったら、さっぱり、コクがある、フルーティなど。
味覚以外の感覚として、かおり、盛り付け、食感、温まる、涼むなど。
複数の要因の相乗効果がお店の美味しい表現になるということです。

“AIDMA(アイドマ)を記事にも利用する

“AIDMA(アイドマ)”という言葉を知っていますか?
消費者の購買行動プロセスのことです。

①認知・注意:Attention・・モノ、コト、人を認知する
②興味・関心:Interest・・自分に関係のあるものとして興味を持つ
③欲求:Desire・・自分に利益のあるものとして欲しいと思う
④記憶:Memory・・③の価値を確信し記憶する
⑤行動:Action・・実際に足を運ぶ



アイドマを元に考えると、どうしたら認知させるか、どうしたら興味・関心を持ってもらえるか、どうしたら欲しいと思ってもらえるか、どうしたら強く記憶してもらえるか。


こういったことを考えながら書くことで、より惹きつけられるような魅力ある記事になりますね。

最後に

前回までは撮影技術、今回は取材記事の書き方。
いよいよ次回は取材に出発します。


そして、それぞれに分かれたグループごとに取材をして、写真を撮り、記事を書く、という取材記者の模擬体験をすることになります。


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