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車中泊を含め3日間、伊勢神宮だけの旅をしてきました。


丁度台風18号が上陸するかもしれないと言われている中、西へ向かっての強行軍でしたが、なぜか台風は私たちを避け?大した雨にも降られず無事3日間のお伊勢参りを済ませることができました。


眠い目をこすりこすり、着いたその日に外宮を参拝し、翌日は少し遠出をして“滝原野宮”をお参りしてから内宮の方へ足を延ばしました。


初めての伊勢神宮参拝。
“伊勢神宮から学ぶ神道”というものを考えてみることにします。


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神道は宗教ではない!?

多くの日本人が無宗教だと言います。
でも、新年初詣やお宮参り、七五三、時によってはお百度参り(!)など、暮らしの中に溶け込んでいる行事などを考えると、取り立てて宗教的なことだと思っていないのかもしれませんね。


宗教には「戒律」「経典」「教祖」が必要だと言われています。
となると、神道にはこの中の要素が一つもないことになりますね。


なので、宗教というよりは「信仰」という言い方が合っているという人もいます。


それでも、「お手水」とか「お祓い」など、戒律と言ってもいいような決め事があるでしょう、と言われれば、実はしなければならないこと、ではないんですよね。


やらないよりやった方が気持ちが良かったり、自分なりのけじめがついてスッキリするという習慣的なものではないかという見解もあります。


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神社のはじまり

私たち日本人の祖先は、自然の中に神が宿ると信じていました。


海でも山でも、岩や木までも神聖化して、のちに神々のお住まいとして山や森の中に社殿を建て、祭りごとを行うようになったのが神社の始まりとされています。


現在、日本全国には8万を超える神社があるとされていますが、その中心に位置するのが伊勢神宮ということなんですね。


日本人の自然に対する考え方は、山にも川にも神が宿り、当然人にも宿っている。つまり人も自然の一部であると考えるわけです。


こういった神道的な自然観は世界的にも珍しいのではないでしょうか。


西洋的な考え方だと自然は人間が支配するものということになるのでしょうが、日本では、人間は自然の一部であるので、(自然は)コントロールすべきものではないという考えになるんですね。


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伊勢神宮の森の効果とは?

伊勢神宮の森の木々はすべて背が高く、天辺を見上げると首筋が痛くなるほど。


なので、どんなにいいお天気でも森の中はうっそうとして太陽の光が遮られることが多いのですが、その森の中を歩くと本当に気分がすがすがしく、顔がほころんでしまうのです。


川のせせらぎ、風のそよぎ、鳥のさえずり、木漏れ日など、森の空気感の全てが体を癒してくれ、気分がスッキリとして力もわいてくるような感じです。


そう、心身ともに「洗われる」ような気分になります。


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この森の効果を研究した方がいます。
脳科学者で作曲家でもある、大橋力さんという方です。


この大橋さんのグループが伊勢神宮の環境音を調査したとき、伊勢神宮の森から100キロヘルツほどにも及ぶ高周波が出た記録があるということです。


ちなみに、人が聞こえるのは20キロヘルツが限界と言われています。しかも、都会だと環境音は10キロヘルツが限界だとのこと。


伊勢神宮の森の高周波がいかにすごいものか、この数字だけでもわかりますね。しかも、この高周波が人に及ぼす影響はただの森林浴とは明らかに違うのです。


人体がこの高周波を受けるとどうなるか。


脳幹や視床下部のあたりに影響を与えて癌の発生を抑制したり、高血圧を改善したり、引きこもりや発達障害、うつ病などの現代病を改善する効果があるということなのです。


この高周波のことを“ハイパー・ソニック・エフェクト”と言います。

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参拝のときのお願いの仕方とは?

今回私たちのグループは内宮にほど近い“神宮会館”というところに宿泊しました。


こちらでは、毎日早朝参拝を行っていて、前日までに申し込めば参加できます。朝6時半頃出発して1時間40分くらいで内宮を回ります。


職員の方の説明を受けながら、まだ人も少ない内宮の境内を散策するのはとてもすがすがしい気分でした。この早朝参拝は神宮会館に宿泊している方のみの特典です(無料)。


この早朝参拝のとき、職員の方に正式な参拝の方法などを教えていただきました。


お手水の仕方と二礼二拍手はお伊勢参り初日に学びましたが、お願い事はほとんどせず(ご挨拶だけと思っていたので)、唯一「荒祭宮」をお参りするときはお願い事をしてもいいと聞いていました。


そのお願い事をするときに今回職員の方が一つの例として教えてくださったのは、「~できますように」とか「~なりますように」ということではなく、決意表明のような形がいいのではないか、ということでした。


そしてそっと背中を押していただけるようにお願いするやり方はどうでしょう、というようなことを仰っていました。


「私は~すると決めました。よろしくお願いします」とか、「私は~になります。よろしくお願いします」ということでしょうか。


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まとめ

作法にはこだわり過ぎない方が良いという意見もあります。
気持ちがまず大事ですね。


お伊勢参りは全部回ろうとすると125社のお社があります。
中には神官の方しか入れないところもあるので、普通の人が全部を回るのは難しいかもしれませんね。


伊勢神宮は参拝だけではなく、神宮の森を堪能してほしいと思います。
森の中にたたずんで、体全体でじっくりと100キロヘルツの高周波を浴びてみてください。

心と体の変化を感じるかもしれません。

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