秋も深まってくると、朝、顔を洗ったときにすでに空気が乾燥していることを自分の肌で感じとれるようになりますね。
手荒れも、ひどくなる前に十分な保湿を心がけることが大切です。


肌を乾燥させたままでいるとかゆみや湿疹の原因になります。背中や足など、男性でも皮ふ湿疹に悩む人は多いはず。 ひどくなると専門医の治療が必要です。


今回は、肌のトラブルの中でも定番の冬の乾燥肌、かゆみの対策と保湿剤の使い方をご紹介します。


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保湿剤の種類と特徴

保湿剤は、購入したら取説を読んで一番有効な使い方をしましょう。
皮ふの乾燥対策で最も重要なことは、早めの保湿で乾燥を予防することです。


保湿剤にはさまざまな種類がありますが、塗り方が正しくないと効果が十分得られません。
では、保湿剤の使い方の前に種類と特徴を説明しますね。

○ローション
・水分を補給して乾燥を防ぐ
・ヘパリン類似物質、尿素、セラミドなどの保湿成分を含む
・乾燥した皮膚に塗る。
・使用感が良い
・効果の持続時間がやや短い


○クリーム
・使用感が良い
・皮ふの奥に浸透して、皮ふそのものの水分量を増やしたり水分を逃さないようにする


○軟膏・オイル
・皮ふの表面に脂の膜を作って水分の蒸発を防ぐ
・白色ワセリン・オイル
・水分を含んだ皮ふに塗る(蚊のそうした状態より水分を含むお風呂上りなどの状態に適している)
・効果が長時間続く
・ややべとべとした使用感

保湿剤の使用量の目安は?

ローションの場合は、1円玉くらいの量で手のひら2倍分の面積を目安にします。


●クリームや軟膏、オイルの使用量の目安は、塗ったところが光る程度
ティッシュペーパー1枚が皮ふにつく程度ということです。
塗り方のポイントは、クリームや軟膏を手のひら全体にのせて、広げるように塗ります。このとき、強く塗り込む必要はありません。


すり込んだり、薄く塗ると、保湿剤がつかない部分ができるかもしれないので、たっぷりとのせるように塗ると必要な部分に保湿剤がつきます。


皮ふは体の一番外にあって私たちの体を守るバリアーの働きをしてくれています。皮ふが乾燥すると、そのバリアーの働きが弱ってかゆみや湿疹のもとになります。


痛みもつらいですけど、かゆみの辛さも耐え難いものがありますね。
ひどくならないためには日常の中で、皮膚が乾燥しないように心がけることがとても大切です。


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乾燥肌にならないための対策とは?

○熱い湯や長湯は避ける
お湯の温度が高いほど皮脂などの成分がお湯に溶け出しやすくなり、かゆみも強まります。


○体をゴシゴシ洗わない
皮ふを強くこすらないようにします。ゴシゴシ洗うと角質層を傷つけてしまうので、石鹸をよく泡立てて、手のひらや柔らかいタオルでやさしく洗います。


○部屋の湿度を保つ
暖房のかけ過ぎで極端に乾燥しないように気をつけます。
適度や加湿や換気も行いましょう。


○保湿剤を正しくつかう
皮ふの乾燥対策で最も重要なポイントです。
保湿剤にはさまざまな種類があるのですが、塗り方が正しくないと効果が十分癒えられません。

皮ふはどうして乾燥してしまうのか?

肌を乾燥させないように一番頑張っているのが、皮ふの一番外側にある“角質層”。たった0.02ミリほどの薄さしかありません。


皮ふの一番外側にある“皮脂”は、皮ふの表面を脂で覆い、皮ふが蒸発するのを防いでいます。
角質層の中にある“角質細胞間脂質”も、水分の過剰な蒸発を防ぎ、“天然保湿因子”は水分をためる役割を担っています。


健康な皮ふはこの3つの働きによって水分が保たれています。
ところが、皮脂や角質細胞間脂質、天然保湿因子などの保湿成分が減少すると、水分を保つ働きが低下して皮ふの水分が蒸発しやすくなり、肌が乾燥します。


冬に肌が乾燥するのは、空気が乾いているから?
もちろん、湿度の低下が皮ふの乾燥の一番の原因です。
冬は全国的に湿度が低くなるうえに、部屋の暖房のせいで皮ふからの水分の蒸発を加速させます。

乾燥した状態を放置するとどうなるの?

乾いたままの状態で保湿を怠ると、皮ふのバリアとしての働きが低下して、汗や衣服との摩擦などから外の刺激を受けやすくなります。


そうすると、かゆみや湿疹が出てきたりするので、かゆいからかくと、それが刺激になって湿疹が悪化します。
肌を乾燥から防ぐためには、日常生活での注意が必要となります。

まとめ

乾燥が原因で起こるかゆみ。
辛いですよね。


かゆいからといって無意識にかいていると、かき壊したりして皮ふがだんだんひどい状態になってきます。
水仕事をする人に多い“手湿疹”のほか、皮膚表面の脂が減少することで皮ふの水分が減少する“皮脂欠乏症”、ほかに10円硬貨くらいの大きさの湿疹がいくつも現れ、強いかゆみの出る“貨幣状湿疹”。


これくらいすぐに治るだろうと軽く考えていると、痕が残るくらいひどい状態になる可能性もあるので、長引きそうなときは皮膚科に行くことをお勧めします。


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