今までの便秘生活の中で何が一番問題だったかと考えると
今の状態は良くない状態だから、早くこれを無くしたい。

 

 
そういう気持ちに固執してきたことが、便秘を根治できない原因だったのかもしれないと考えるようになりました。

 

また、そういうことにこだわり始めると、それしか考えられなくなる
「こだわり」の強い性格的なことも関係があるかもしれません。

 

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便秘が教えてくれたもの

便秘外来で有名な小林弘幸ドクターが、「自律神経を整える」ということを常に強調されています。
 
ネガティブな感情にこだわると、自律神経が乱れ、内臓の機能低下やホルモンのバランスの乱れを引き起こすというのです。
いつだったかテレビの健康番組にあるタレントさんが、ほかの数名の方と便秘解消のためのモニターとして参加していました。

 

いくつかの方法を試してその結果を番組で発表したのですが、ほかの参加者はそれぞれ良い結果が出たのに、彼女だけはほかの方たちと比べて思わしい結果が出なかったのです。

 

その時、彼女の「なぜ自分だけが」という不満げな様子が、テレビのこちら側にも伝わってきました。きっとすごく期待していたんでしょうけど、劇的な変化を望む姿勢というのも、もしかしたら自律神経に影響があるのかもしれませんね。

 

以前の自分がそうだったので、気持ちがすごくわかります。

 

腸はデリケートで無口です。体の中は見えないけれど、自分の思い方で腸にストレスを与えるようなことはしたくない、と最近の自分は思うようになりました。

 

これは効かない、あれはだめ。そのたびに気持ちのアップダウンが激しくて、以前の私は腸にずいぶんダメージを与えていたんだなぁ、と反省しています。
 

自律神経を整える考え方

どうしてもものごとをネガティブな方に考えがちな人。
これしかダメ、と柔軟に考えられない人。
心配ごとや悩みごとのために前を向けない人。

 

こういう人は自律神経のバランスが乱れるためなんですね。
こういう考え方の傾向がある人は、体にもその影響が現れてきます。
血流が悪くなったり、内臓の働きも悪くなってきたりします。

 

でも自分の考え方の傾向を変えるのって難しいと思いませんか?
だって、結局は性格の問題でしょ?って。

 

たしかに、それはそうなのですが、、
ここで小林ドクターはひとつの提案をします。
それが、「あきらめる」こと。

 

「あきらめる」と言っても、後ろ向きの「ギブアップ」ということではなくて、ものごとを「明らかにする」ということなのです。

 

自分の悩みを「明らかにする」ことによって、
悩みの本質を、取り組みやすい具体的な形にする。

 

感情的にしがみつくと、こだわりはますます強くなります。
状況を客観的に見て、「明らかにする」ことで、こだわりを手放すことができます。

 

自律神経はバランスが大事

ここで“自律神経”について復習しておきますね。

 

「神経」は大きく「中枢神経」と「末梢神経」に分かれます。
「中枢神経は」は脳そのものと、そこから腰までのびる脊髄の総称のこと。とても大事な神経なので、それぞれ頭がい骨や背骨に守られています。

 

この「中枢神経」から体の末端まではりめぐらされた細い神経が「末梢神経」です。
この末梢神経がまた「体性神経」と「自律神経」に分かれているんです。
ここで、ようやく「自律神経」出てきましたね。

 

「体性神経」とは、熱いものに触れたときに瞬間的にやけどから守ってくれる神経で、これがまた、「知覚神経」と「運動神経」とに分かれます。

 

知覚神経」は、熱い、痛いなどの感覚を脳に伝える働きをします。
運動神経」は、手足などの筋肉を動かすときに脳からの指令を伝える神経ですね。

 

そして今回の主役「自律神経」は、内臓や血管などにかかわる神経なので自分でコントロールすることはできません。この自律神経は、さらに「交感神経」と「副交感神経」に分かれます。

「交感神経」が働くと“活発”になり、「副交感神経」が働くと“リラックス”した状態になります。これは、どちらが良い悪いということではなく、バランスが大切ということです。そのバランスは、1:1が理想。

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1日の動きとしては、朝から日中いっぱいは交感神経が活発に働き、夕方から夜にかけては副交感神経が優位になるとのこと。

 

通常、交感神経は血管を収縮させ、副交感神経は血管を弛緩させます。これが交互にバランスよく行われるとスムーズに血液は流れるのですが、このバランスが崩れると血流が悪くなってしまいます。
 

自律神経と便秘の関係

便秘というのは、便をうまく排泄できない状態のことですよね。

 

その排泄にかかわる腸管の筋肉の蠕動運動をコントロールしているのが、“自律神経”なのです。
交感神経、副交感神経のどちらか一方が過剰になると、頑固な便秘になる可能性は高いですね。

 

便秘が何日も続いていたり、出てはいるけれど常に残便感がある状態だと、体も心もイライラしたり、気持ちがふさいだりします。でも、そういう心身の状態のときは、腸も動きが鈍くなるんですね。

 

腸や内臓は、副交感神経が優位な時に活発に動いてくれます。心も体もリラックスした状態のときですね。

 

なので、便秘という状態を劇的に治す、という好戦的な向き合い方は、交感神経を優位にしてしまってかえって〝快腸”からは遠のいてしまうのではないかと思うのです。

まとめ

とても若い頃、自律神経失調症の症状に悩まされたことがあります。
なので、「自律神経」という言葉にはすぐ反応してしまうんですね。

 

便秘にもいろいろなタイプがあると前回書きましたけど、私の場合はどうも「ストレス性」のような気がします。
取り組みがいのあるテーマだと、やや好戦的になりそうな自分が怖いのですが。。
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