あなたの知りたい便秘に関する気になること、問題点とは?

健康
便秘の症状は人それぞれです。
自分の便秘はすでに常習便秘と呼べるものなのか?それほど気にすることもないのか?
でも、「つらいなぁ」と感じたら、なんとかその不快感を取り除きたいですよね?
ここでは、便秘に関する基本的な問題点や疑問に思うことを取り上げてみました。

●腸はなぜ“第2の脳”と言われるのか?

全ての臓器や身体の動きは“脳”から指令されていると言われています。もちろん消化器官もそうですね。でも、腸は独自の神経系を持っていて、脳からの指令がなくても独自に働くことができるというのです。
腸内には多くの細菌が存在していて、ドーパミンセロトニンを生成していると言われています。ということは、腸は単に消化吸収された後のカスを移動させるだけのものではないんですね。

●便が出た後もスッキリ感がない?

一応、毎日排便はあるのだけれど、出した後のスッキリ感がない。残っている感じが不快だ。
そういう方も「便秘」と考えていいのではないかと考えます。
こういう自覚症状は、腸内環境の乱れや自律神経のバランスの崩れが原因と考えられるので、安易に下剤で解決しようなどとせず、自律神経を整えることを考えた方が解決が早いかもしれません。
あまり「便秘」のことばかりに意識が向かないように、ストレスを感じるようであれば「呼吸法」を試してみるなり、趣味や好きなことに没頭したり、と気分転換を計ってみましょう。

●便秘がどのくらい続いたら病的なものと考えるのか?

もし便秘がちの人であっても1週間以上便秘状態が続くようであれば、病院へ行くことをお勧めします。便が体内に停滞した状態が続くと、腸内で腐敗したものが最終的には口臭体臭にまで及ぶこともあります。
何より腐敗した毒素が血液などで体内を巡ることを考えると、まず「出す」ことを先に考えるべきだと個人的には思います。それには、専門医に相談することをお勧めします。

●下剤を飲まないと出ない!?

常習的に下剤を服用している方ですと、「飲まなければ出ない」という思い込みもあるかと思います。最初は、出ない日だけ飲んでいたのが、飲まなければ出ないようになると、使用回数も増えてしまい薬に依存するようになってしまいますね。
下剤にもいろいろな種類がありますが、腸に強い刺激を与えているうちに腸内環境の悪化につながる可能性が高いものなので、継続使用は避けたいところです。下剤の服用は便秘の根本的な治療にはなりません。
基本的には、腸内環境を整える方向で生活習慣や食生活を見直し、下剤の量を少しずつ減らすことを考えてみてください。

●便秘症だと大腸がんになる可能性が高い?

大腸がんの死亡率は年々高くなっているようです。特に女性の大腸がんは男性より高く、がんによる死亡率の中で1位を記録しています。
便秘がちで腸内環境が悪いと、腸内で刺激物質がつくられたり炎症を起こしたりして、がん細胞が生まれやすくなるということはあるようです。だからと言って、一概に便秘症の人が大腸がんにかかりやすい、という根拠はないとのこと。
なので、あまり神経質にならず、そのことでストレスを生まないようにしましょう。そのストレスがまた便秘の元になるかもしれませんので。

●肌荒れと便秘は関係ある?

肌荒れと便秘はおおいに関係があります。
腸の中には、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」がいて、「日和見菌」は「善玉」「悪玉」のどちらか優性の方に味方する菌なんですね。
悪玉菌が増えると腸内環境は悪くなります。
便秘になっていつまでも便が停滞した状態になると、血液を通じて毒素が全身を周ることになりますね。一番表層の肌にニキビや吹き出物が現れるのも、その結果のひとつです。
また、腸の状態が悪くなると副交感神経の働きが下がり、血流が悪くなります。これも肌荒れの原因になります。

●食物繊維の摂り過ぎは便秘を悪化させる?

食物繊維には「不溶性食物繊維」「水溶性食物繊維」の2種類があり、便秘がちな人が一度にたくさんの「不溶性食物繊維」を摂ると、おなかにガスがたまって苦しくなることがあります。
不溶性の場合、便のカサを増やして蠕動運動を起こしても、溜まっていた便の水分が必要以上に吸収された結果、かえって出にくい状態になってしまいます。なので、便秘の人は「不溶性」ではなく「水溶性食物繊維」を摂って、便の水分を増やすことが便秘解消への早道というわけですね。
不溶性食物繊維を多く含む食品:あずき、おから、切り干し大根、アーモンド、えのきなど
水溶性食物繊維を多く含む食品:オクラ、明日葉、海藻、アボカド、ごぼう、納豆など

●便秘症に入浴は効果あり?

湯船につかることは全身の血流を促し、新陳代謝を活発にします。
便秘解消につながるリラックス効果は、副交感神経が優位になることで高まります。そのためには湯温を38度~40度くらいのぬるめにして15分くらい、ゆっくりつかること。半身浴でもOKです。

●まとめ

便秘に関することで、気になること、疑問点、問題点をいくつかあげてみました。
特に、食物繊維の摂り方には注意が必要ですね。
便秘解消のために有効な食品に関しては、また取り上げたいと思います。

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