腸のストレス解消のための生活習慣 腸をリラックスさせるために日々できることとは?

健康
気が付かないところで、私たちはずいぶん腸にストレスをかけているのかもしれません。
それは、食生活や入浴、睡眠、さらに普段の姿勢までも腸にはかなり負担になっているということも考えられます。
その時はやり過ごしても、結果、便秘や肌荒れ、全身の不調など、大きな疾病にならなくともウツウツとした日を送ることになってしまうかもしれません。
腸のストレス解消のために、日々の生活習慣を見直して快適な毎日を過ごすための、ささやかだけれど大切な生活のポイントをお伝えします。

 ○食生活の習慣

食生活では、「何を食べるか」ということも重要ですが、「どう食べるか」という、時間帯や食べ方もとても大切なポイントとなります。
一日三食をきちんと食べること。
できたら大体同じ時間帯で食べられるといいですね。
朝はあまり食べたくない人もいるかもしれません。
でも、朝は排泄の時間なので、できたら腸のぜん動運動が起きるように軽く食べることをおすすめします。
フルーツや野菜ジュースなど、自分がおいしいと感じられるものを適量食べるようにしてみてください。
夕食はできたら就寝3時間前までに済ませるのがベストです。
食べ方は、よくかんで食べること。
お腹が空いているときは「早食い」しがちですが、そこは意識して食べることに集中しましょう。
しっかりかんで食べるようにすると、食べているうちにお腹が膨れてくるので、満腹中枢が満たされて必要以上に食べることがなくなります。これはダイエットにも効果がありますね。
現在、玄米食を実践中の筆者は、一口食べるごとに箸を置くようにしています。
玄米は白米よりかむ回数が多くなるので、箸を持ったままだと落ち着かないんですね。
ご飯を食べている間だけでも箸を置くようにすると、食べることにすごく集中できます。これはなかなか面白い感覚だと思いますよ。

○入浴は湯船に入ることが大事

体は基本、温めることが健康の秘訣です。
子どものころから、お腹は冷しちゃいけない、といわれ続けてきましたけど、あれは「腸」を冷やしちゃいけない、っていうことなんですね。
腸を冷やさず、全身の健康のためには、シャワー浴より湯船にしっかりつかる「入浴」がとても大切です。
夏の入浴はメンドクサイとシャワー優先の方は、ぬるめのお湯で半身浴をしてみてはいかがでしょうか。
“ぬるめのお湯にゆったり”の入浴は、ストレス解消にはピッタリ!心身の疲れがいっぺんで吹っ飛びます!
おまけに腸への血流も良くなり、免疫力を高めることにもなります。
便秘気味でお腹が張っているのが気になる方は交感神経が優位になっているので、半身浴で副交感神経を活発にすることで自律神経のバランスを整え、腸の緊張を取ることができます。
そのためのポイントは、“ぬるま湯”です。
“ぬるま湯”とは、大体38~41℃くらいのお湯のこと。
この位の温度で半身浴をすると、20~30分くらいで汗が出てきます。芯まで温まっている証拠ですね。
冬場だと半身浴の場合、上半身が冷えないようにときどき肩まで湯船につかるようにするか、タオルなどをかけて冷やさないような注意が必要です。

○良質の睡眠をとるには?

睡眠が大事なのは、睡眠中にさまざまなホルモンが分泌されて、体のメンテナンスのために働いてくれるからです。その代表的なホルモンが、“成長ホルモン”
成長ホルモンは、細胞の修復や再生をしてくれたり、新陳代謝を活性化してくれたりします。
そのためには良質な睡眠が必要とされているのですが、忙しい現代人にはなかなかこの“良質な睡眠”が確保できないんですね。
睡眠の質が良くない状態が続くとだんだん疲労が蓄積され、腸の活動が停滞してしまうことにもなります。そんなことにならないための対策として上げられるのが、「体温のコントロール」
「体温のコントロール」といっても、自分の意志でするものではありません。
人間の生理活動に合わせて無理なく眠ることができるように、眠りにつく前に体温が上がった状態にしておくのです。
人間は日中は体温が高く、夜になると体温が下がって眠くなるようにできているんですね。
この体温の高低の差が大きいほど眠気が強くなって、寝つきが良くなることがわかっています。
なので、眠りにつく前に体温を上げておくと、脳は体温を下げようと指令を出すため、深い睡眠に入りやすくなります
体温を下げるためには体中の血液を冷やす必要があるのですが、この役割は手足が担っています。それは手足の表面が汗をかくことで、気化熱で血液を冷し体温を下げるからです。
ですので、体を温めるために入浴は就寝1時間前に、ぬるめのお湯にじっくりとつかって体温を上げ、さらにリラックスすることで副交感神経を優位にして、体をお休みモードに切り替えていきます。
そのためには寝る直前までテレビやパソコンにしがみつくようなことはせず、部屋の電気も段階的に暗くして、眠りのモードに入っていくルーティーンを作ってもいいかもしれませんね。

○気を付けたい普段の姿勢

腸にストレスを与えないためには、普段の姿勢も大切です。
デスクワークの多い人は、どうしても前かがみの姿勢になる人が多いですね。
家に帰ると、腕を枕に横になってテレビを見ている人もいるかもしれません。
こういった普段何気なくやっている生活の中の姿勢が、体の癖となって血行不良の原因になっているかもしれません。
例えば「猫背」
猫背は体が前かがみになりますよね。するとお腹が圧迫された形になります。
これでは腸への負担が心配です。腸の機能も低下する可能性があります。
腸だけではありません。胃にも負担です。食欲不振や胸やけにもつながりますね。
では、胃腸に負担をかけないためには、どういった姿勢を意識したらいいでしょうか?
例えば、デスクワークの場合、イスに深く腰掛け、背もたれにしっかり背中をつけること。
パソコンのモニターは、見上げるのではなく、少し見下ろすような姿勢をとるようにする。
背筋をピンと伸ばすだけでも、胃腸の調子が改善されます。試してみてください。

○まとめ

私たちが日々無意識にしていることが、腸に大きなストレスを与えているかもしれないと考えたとき、食べたり寝たりという当たり前の生活習慣をきちんと見直す必要があると思いました。
腸は毎日毎秒、文句を言うこともなく、ただ黙々と働いていてくれています。
私たちが無意識にしでかすことが腸へのストレスとなったり、緊張を強いていることになったりしたら、それはいつか私たちの体に何らかの変化となって現れるかもしれません。
そうなる前に、あらためて意識して暮らしを見直してみましょう。

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