腸を温めるとどんな効果があるの?体を冷やすと便秘がちになるのはなぜ?

健康
子どものころから、お腹は冷しちゃいけない、ってよく言われていました。
子どもの頃は単純に、お腹を冷やすと下痢をするからかな、と思っていましたけど、
結局、体を冷やすことはよくない、ということなんですね。
体が冷えると、私たちの体を守ってくれる白血球中の顆粒球やリンパ球など免疫細胞が、効率よく働かなくなるからです。
免疫細胞を活性化するには、ある程度の体温が必要になるのですね。
免疫力を維持するためには体を冷やさないことが大事。そして、体の中でも一番大きな免疫器官である腸を温めることが、全身の健康へつながるのです。
今回は、腸を温める方法とその効果についてご紹介します。
その前に、冷え性の原因についてふれておきますね。

“冷え”はどういう生活習慣でなるのか?

便秘の原因の一つに「冷え」があります。特に慢性的な便秘に悩んでいる人は慢性的に体が冷えている状態の人が多いようです。体が持続的に冷えた状態だと、腸の活動が鈍くなって便秘になりやすいんですね。
冷え性になる原因には生活習慣の積み重ねが考えられます。
たとえば、真冬でもシャワーで済ませ、湯船には入らないとか。
コートは着るけどコートの下はいつも薄着とか。
冬は運動量が極端に少なくなるとか。
冬に便秘になることが多いのは、こういった原因が考えられます。
低体温の状態が持続すると、腸にはかなりのストレスになります。そのストレスは腸の動きを鈍らせ、免疫力にも影響します。特に風邪を引きやすい方は、できるだけ体を冷やさないように意識した方が良いでしょう。

体も腸も温めるメニューとは?

最近は若い人だけではなく、低体温の人が増えているような気がします。
私のまわりにも35℃台の人が何人かいて、そういう人は風邪を引いて37℃台になるとかなり具合が悪そうに見えます。
低体温を改善する食材とか料理法はあるのでしょうか?
松生クリニックの松生ドクターは、カレーライスのスパイス効果を提唱しています。
カレーには、シナモンやジンジャーなど30種類以上のスパイスが含まれていて、これらスパイスが豊富なカレーは体を温める効果があるというのです。シナモン・ジンジャーのほかにも、カレーの象徴的な黄色の素に“ターメリック”がありますね。
そのほかにも、カルダモン・クミン・コリアンダー・クローブ・チリペッパーなど、体に良いとされるスパイスがたくさん含まれています。
市販のカレールーにも含まれていますが、本当はスパイスから手作りした方がたくさん摂ることができて効果的。周期的に本格的なカレーをつくる日を設けてもいいかもしれませんね。

温め効果のある手作り茶とは?

おすすめは、カレーにも登場したシナモン・ジンジャーを使った“シナモン・ジンジャー・ティー”です。
シナモンは「桂皮」、ジンジャーは「生姜」のこと。この2つは昔から漢方薬として使用されています。
シナモンは血管を拡張して血行を良くする作用があり、ジンジャーは、体温の低下を抑制する作用があります。
そして、この2つが使用されている漢方薬に「桂枝加芍薬湯(けいしがしゃくやくとう)」という薬があり、この薬効をヒントにしたものが、“シナモン・ジンジャー・ティー”です。
作り方は簡単!
スーパーなどで手軽に買える、粉末のシナモンとチューブ入りの生姜をカップに入れ、お湯を注ぐだけ。甘さは、ハチミツかオリゴ糖を入れて調整してください。できたら白砂糖は避けましょう。
温かい飲み物を呑めば体が温まります。
でも、シナモン・ジンジャー・ティーを飲むと、体が温まっている時間が長く続くのですね。
なので、寒い時期には特におすすめです。

お腹温め効果のあるオイルのおすすめ

腸を温める効果が期待できるものに、エキストラ・バージン・オリーブオイルがあります。
調理やサラダを食べるときにオイルとして使うだけではもったいない。
エキストラ・バージン・オリーブオイルは、温かいものと一緒に摂ると保温効果が持続するんですね。スープやみそ汁に、ティースプーン1杯くらいの量のオイルを入れるだけでも、入れないときの温まり方と比べると保温時間が長く続きます。
その保温効果の理由として、サラダ油などに比べて「油膜」が均一に薄く広がった状態が保たれるためと考えられています。
朝起きたたとき、白湯にオリーブオイルを加えて飲むことで、温まった腸がゆっくり活動を始め、快腸な一日のスタートが切れるかもしれません。

まとめ

冷え性を自覚している方は、体を温めることを意識することがとても大事だと感じています。
冷えを感じるということは体が正常に働いている証明でもあります。なので、寒いと感じたらもう一枚何かを着るとか、体を動かして体温を上げるとかすることができますよね。
でも、前述したように、コートは着てもその下があまりに薄着という人は、もしかしたら寒さを感じる神経が鈍くなっているという可能性がありますね。
最初は寒さをがまんしていても、そのうち寒さに慣れてきてしまうのかもしれませんね。それでも、“冷え”が続くと血行不良になり、栄養素も十分体に回りにくくなったりして、細胞の働きが低下します。
特に、慢性的な冷えは自律神経の働きを乱します。
体温の調節機能がうまく働かなくなったり、腸の活動が停滞して慢性的な便秘になりやすいんですね。
冷えの悪化と便秘の症状は深い関係にあると思われます。

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