虚証体質を改善し、中庸を目指すために必要なプロセスとは?

健康
寝込むような病気ではなくても、不調を抱えて日常を過ごすのはつらいですよね。
特に「虚証」体質の人は、いつも自分の体調と相談しながら生活するようなことになりがちです。
自分の体質なのだから、もうこのまま付き合っていくしかない、と思っていますか?
まだあきらめるのは早いですよ。
「実証」にはなれなくても、「中庸」を目指す方法もあります。
今日は、自分の体と向き合って、虚証体質を少しでも改善する生活習慣をお伝えします。

”虚証”から”中庸”になるにはどうしたらいいか?

漢方では、体質を大きく3つに分けて考えています。
その一つが「虚証」
もう一つ「実証」というタイプがあって、「虚証」の人とは対照的な体質です。
「実証」の人の印象は、筋肉質で、声が大きく、体力があり、無理が効く、、、という感じなのですが、では「虚証」の人が目指すのは「実証」タイプのような感じなのでしょうか?
違いますよね。
「実証」タイプが健康的に満点、というわけではありません。
「実証」も「虚証」も、建康で長生きするためには「中庸」を目指すべきなんですね。
あなたが「虚証」で自分の体質を改善したいと考えるなら、日々の生活から見直して「中庸」を目指しましょう。
それには、自分の体質に合わせた生活をアレンジする必要があります。
自分の生活を見直して、日常生活をマネジメントするということです。
見直しに必要なプロセスとして、
・不調の状態を早く気付く
・自分の体質に合わせた対策を考える
・生活を見直して、病気にならないように気を付ける
といったことが考えられます。
そのために必要な「養生」という概念を説明しますね。

“養生”という概念

「養生する」という言い方を最近の人はほとんどしなくなりましたが、自分の体を自分でケアするという意味では、とても適切な言葉だと感じています。
「虚証」の人が体質を改善するためには、「養生」することが一番大切です。
養生とは、「自分の健康を自分で守る」ということです。
たとえば、病気になって入院し、退院後自宅で療養するのは「治療のための養生」と言えます。
でも、本当は病気にならないように日々の生活の中で自分の体をいたわることが理想です。
これが「予防のための養生」なんですね。
病気にならないように普段の生活を健康的に過ごす、というライフスタイルです。
養生することで、実証タイプも虚証タイプも中庸になれるわけです。

虚証体質を改善するための日常生活の送り方

虚証体質の人には、生活のリズムがとても大切です。
規則正しい生活を送ることで、養生の効果が初めて現れるということなんですね。
でも、普段の生活でリズムを大切にするというのは、どういうことでしょうか。
決め手となるポイントとして、仕事・家事・運動・睡眠などの要素を、
・自分の体に合った時間配分を考える
・それを毎日続ける
・ストレスに気を付ける
ということが考えられます。
特に、落ち込みがちな虚証タイプの人は、精神面の不調が体全体に影響を与えてしまいます。
「リラックス」することがとても大切な要素になるんですね。
何ごとにも無理をしないこと、自分のできる範囲ですること。頑張りすぎないことがポイントです。
自分の生活にリズムを持たせることが大切、とお伝えしました。
具体的に提案したいことは、
・規則正しく眠るために、就寝時間を決める
・睡眠時間は7.8時間くらいはとる
・喫煙はやめる
・エネルギー不足の虚証の人は、できるだけ栄養価の高いものを摂る(粗食は避ける)
・毎日規則正しい時間に食べる
・虚証体質の人の冷え・貧血などに効果のある食物を摂る(にら・生姜・山芋・納豆など)
などになります。

まとめ

虚証タイプの人は、やりたいのだけれど、できない、というジレンマに陥りやすいのではないかと思います。体力がないと集中力も持続力もないですものね。
気ばかりあせると精神的に自分を追い込むことになるので、気をつけたいところです。
まずは自分の体と相談しながら、生活のリズムを大切にして、よいと思うことを継続しましょう。

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