ストレスとストレッサ―の違いを知って、心のマネージメントをする方法

生活
人によってストレスを感じやすい人と感じにくい人がいるというのは、少し不公平な感じがしますよね。自分がわりあい感じやすい方なので、余計そう思います。
でも、ストレス対策というのは、なんだか外部の何かと戦うような感じがしませんか?
それには、ストレスの原因となるものと、それをきっかけに引き起こされる心の状態の二つを分けて考えた方がいいのですが、今回はそのあたりについてお伝えしていこうと思います。

“ストレス”と“ストレッサ―”を分けて考える

私たちは自分がストレスを感じると、感じる自分の方に焦点が行ってしまうことが多くないでしょうか。自分がストレスを感じてしまうときというのは、必ずそう感じさせてしまう原因というものがありますよね。
その原因となるものが、「ストレッサ―」です。
「ストレッサ―」という外的刺激があって、それに影響を受けて感じる心の状態としての「ストレス」。この二つははっきりと違うものとして分けて考えないといけないんですね。
「あの彼の態度!あれがすごいストレスなのよね!」と、仕事場で上司の言動に腹を立ててストレスを感じている場合、その上司が「ストレッサ―」ということになりますよね。
そして、あなたが彼によって毎回、不快な思いを感じてしまう心の状態。内的な心に生じたストレス状態のことを「ストレス」といいます。
もし、ストレスによる心身のトラブルを解消したいと考えるなら、この「ストレッサ―」と「ストレス」をきちんと分けて考えないと対策は立てられないということですね。

“ストレッサ―”は悪者?

「ストレッサ―」は悪者ではないんですね。
ストレッサ―をこの世からなくすことは不可能だし、人生においてはストレッサ―という負荷も、自分を成長させるための材料といえるからです。
ある意味、ストレッサ―という刺激はどんな人にも必要なことなんです。ただ、刺激としてのストレッサ―を自分の内面でストレスにしてしまわないことが大切。
もちろん、悪質なストレッサ―もあるので、そういうものは除外です。
ただ、ストレッサ―を善悪の二極で考えないこと。
もちろん私たちは、どんなストレッサ―からも何かしらの影響は受けてしまいますけれどね。

ストレスは脳が作り出している!?

同じ状況にあっても、それをストレスと感じる人と感じない人がいます。

現象は同じであっても、その現象に意味づけをするのは私たちなんですね。
朝から雨が降っている、でも外出しなければならない。
こういう時、「憂うつな雨」と感じるのは、単なる雨に「憂うつ」という意味づけをしたため。
私たちが「ストレス」と感じるのは、“現象”に“感情”が加味されたときなんですね。
人間は感情の生き物。特に、不安や恐怖などのネガティブな感情は、動物の本能として生き残るための重要な反応だったのです。
うれしい、楽しい、ワクワクする、といった感情より、不安や恐怖の感情の方が強いのは、防衛本能のなせる業というところでしょうか。

最後に

“コーピング”というストレス対策法があります。
「コーピング」というのは、問題に対処するという意味のメンタルヘルス用語のこと。
自分がストレスを感じたときに、どれだけたくさんの対処法を持っているかが重要だということなんですね。これには、行動による対処法が一般的で、行動の「数」が重要視されます。
たとえば、「買い物をする」「旅行に行く」「映画を見る」「ジョギングをする」など、でしょうか。つまり、気晴らしのリストをどれくらいたくさん持っているか
その「数」が、ストレス状態でおぼれないための対策だと考えているのが“コーピング”です。ただ、「行動」には限界があるので、実行できなくてもできるだけたくさんのリストを持っていて、それについて考えることが大切だということです。

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