グルテンフリーと便秘の関係 グルテンは腸内環境にも影響する!?

健康
 
グルテンフリーとは「グルテンを除去する食事法」のこと。
最近は、普通に聞くようになりましたよね。
小麦にアレルギーのある人ばかりではなく、“グルテンフリーダイエット”などのように、グルテンフリーでやせたいと思う人、また体質を改善したいと思う人が多くなってきました。
今回は、グルテンフリーで便秘体質を改善したい人のために、グルテンと腸内環境についてお伝えします。

グルテンと腸内環境の関係とは?

腸内環境に影響を与えるものとして私たちの身近にあるものに、「抗生物質」と「人工甘味料」があります。

風邪を引いてクリニックに行くと、たいてい処方される薬の中に「抗生物質」が入っていますよね。でも、この「抗生物質」は腸内細菌のバランスを崩してしまう危険性が高いんです。
そして、人工甘味料も間接的に腸内フローラを変化させてしまうということが研究の結果わかってきています。
グルテンは腸の粘膜を荒らし、アレルギー以外にも頭痛、便秘、下痢、肌荒れ、それから精神疾患にまで影響している可能性があるといわれています。
でも、その影響の自覚症状がすぐ出るというものではないので、自分でも不調の原因がわかりづらいということなんですね。
 
小麦が引き金になって起こる疾患で「セリアック病」というものがあります。
これは、グルテンにより小腸がダメージを受け、栄養が吸収できなくなる病気のこと。
おもな症状としては、腹痛や下痢、便秘、体重の減少など。
この「セリアック病」ということがわかったら、生涯にわたってグルテンフリーを実践しなければならないということです。
そうしなければ、必要な栄養が吸収できなくなってしまうんですね。
厄介な病気です。
そして、腸の粘膜が弱く、腸内環境が悪くなると、アレルギーを引き起こしやすくなります。

グルテンフリーはなぜダイエットにいいのか?

私が実際にグルテンフリーを半年くらいやってみて感じたのは、食欲の起こり方でした。
小麦は中毒性があるという意味が分かった気がします。
麺類やお好み焼きなど、もともと粉ものが好きだったのですが、粉ものは本当に後を引くんですね。食欲に関係なく食べたい気持ちが先導します。
グルテンフリーの場合は、食欲自体が淡白になるという感じでしょうか。
食べてもいいし、食べなくても大丈夫みたいな、「口がきれい」になるといえば分っていただけますか?
これは、グルテンフリーをすることで腸の粘膜が安定し、血糖値が上がりにくくなることで、食欲のコントロールができるということなんですね。
食べることに執着しなくなると、放っておいても自然とやせやすい体質になるということです。

脳と腸の密接な関係

小麦にアレルギーのある方は腸内環境が悪化しているということ。
つまり、小腸の粘膜が荒れている(炎症がある)ということなんですね。
腸のトラブルは脳に影響を与えます。
「腸は第2の脳」とも言われますね。
腸の環境がよくないと、たとえば、心療内科で「うつ病」と診断されてしまったりすることもあります。
 
グルテンフリーをしながら、食物繊維を摂ったり、乳酸菌を摂るようにして便秘が解消したら、気分の落ち込みが減少し、抗うつ剤が不要になったという例もあります。
それと反対に、脳の状態が腸に影響を与えることもあります。
興奮したり緊張したりすると、自律神経の交感神経が優位になり、その情報は腸にも伝わることがわかっています。
交感神経が活性化すると、ノルアドレナリンやアドレナリンが腸内に届いてしまいます。
なのでイライラすると腸内にもアドレナリンやノルアドレナリンが過剰に分泌されて、腸内細菌によってはノルアドレナリンが増えてくると、凶暴性を発揮したりすることがわかってきました。

まとめ

食べものが口から入って、食道を通り胃で消化され、その内容物は一定量、小腸に送られます。
それから小腸で消化酵素と混ぜ合わされて元の性質が残っていないくらい小さな分子にされて、ようやく小腸の粘膜から吸収されることになるのです。
なのに、分解がある段階までしか行われず、分子が大きいままで残ってしまうと、それが抗原となってアレルギー反応が起きてしまいます。
アレルギー反応を起こすかどうかは、どこまで細かく分解されているかどうかにかかっているというのです。
健康な腸粘膜は目の細かいざると同じで、小さな分子まで分解されたものを通します。
でも、粘膜の機能が低下すると、目が粗くなってしまい、十分に分解されていないものまで通してしまうので、免疫が過剰に反応してアレルギーを起こしてしまうということなんですね。
 

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