お風呂で重要なのはお湯の温度 1℃の温度差が健康に与える影響とは?

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自分の症状の合わせて、自己判断でお風呂のお湯の温度を決める人がいます。
冷え性の人ならなるべく高めの温度で体を温めようとか。
 
でも、本当のところはどうなんでしょう?
今回は健康番組”ゲンキの時間”を取り上げて、お風呂で最も重要な「お湯の温度」についてお伝えします。
 

お風呂の健康効果とは?

お風呂は体をきれいにするだけではなく、リラックスの精神的な効果や、温めによる痛みなどの緩和効果もありますね。
 
東京都市大学の早坂ドクターによると、
人それぞれにはお湯の適温というものがあるということです。
 
新陳代謝をアップさせたり、肩こりや冷え性を改善する効果があるとされています。
では、次にそれぞれ気になる症状を抱えている方の適温とお風呂の入り方を説明します。

症状別おすすめのお湯の温度と入り方

≪冷え性の方のお湯の温度と入り方≫

手足が冷えやすいのが悩みの男性は、もともと熱いお湯が好きだということで、いつも42℃以上のお湯に入るそうです。
 
でも番組で、42℃と41℃のお風呂に5分入って、入浴直後と1時間後を比較すると、
42℃の場合、体温が下がっているのがわかります。
 
41℃の場合も同様に比較すると、入浴直後と1時間後では、
なんと、体温の差がほとんど変わらずキープされているのです!
 
42℃の場合に体温が下がるのは、交感神経の影響で血管が収縮し、血流が滞ったため
しかも、発汗が促されたので早く冷えてしまったのです。
 
冷え性改善の方程式は
41℃×15分
 
冷え性の方は、低めの温度でゆっくりと体を温める方法がおすすめです。
 

≪気管支炎と鼻炎の方のお湯の温度と入り方≫

気管に関しては、交感神経を刺激して気管を広げるために、ぬるいお湯よりは少し高めのお湯に短時間入ると呼吸が楽になるという結果が出ました。
 
気管支は交感神経優位で拡張するため、42℃以上の熱めのお湯で蒸気を吸うことで、呼吸がしやすくなるということです。
 
この男性の場合、鼻腔の幅が狭かったのですが、42℃以上の蒸しタオルで20秒間蒸気を鼻から吸ってみると、毛細血管が収縮し、鼻腔内の腫れが取れて呼吸がしやすい状態になりました。
 
気管の弱い方の方程式は、
42℃×5分

≪肩こり・腰痛の方のお湯の温度と入り方≫

平常時は筋肉の硬さが31という数値の人が、42℃のお風呂に入ると、37まで上がってしまいました。41℃のお湯だと、27にまで下がります。
 
ということは、41℃以下の低めのお湯のほうが筋肉が柔らかくなるということですね。
 
肩こり・腰痛改善の方程式は
41℃×10分
 

熱好きなのに熱い湯に入れない!?

でも、世の中には熱いお風呂が好きな人もいるわけです。
特に冬の寒い時期には、少し熱めのお風呂にざぶっと入る感覚は、風呂好きにはたまらないもの。
 
でも、自分の症状によってはぬるめのお湯しか入れないかも?
というのは、ちょっと寂しいですね。
 
そんなときにおすすめしたい入り方があります。
それは、いきなり高い温度ではなく、徐々に温度を上げていくやり方。
 
浴槽での温度調節が難しい場合は、シャワーを使って40℃くらいから始め、徐々に温度を上げるようにします。その場合は、手足など体の端からお湯をかけていくようにします。

お湯の温度が選べる銭湯の入り方

番組の中でドクターが、銭湯でのお風呂の入り方をチェックしていました。
 
この取材先の銭湯は、いくつかの浴槽がお湯の温度によって分かれていました。
熱いお風呂はお湯の温度が45℃以上のところも!
 
そういう熱い湯に、いきなり入ってしまう人もいます。
これはやはり、危険なんですね。
 
熱い湯に一気に入ると、血圧が一気に上がり血管や心臓に大きな負担がかかってしまうからです。最悪、死に至る危険もあるんですね。
 
では、安全なお風呂の入り方を説明します。
 
①最初に温度の低い湯に入る
②高温度の湯に腰まで入る
③高い温度で胸まで入る
④長湯はしない
 
 以上です。

まとめ

これからの季節、お風呂の時間が楽しみになりますね。
冷えた体を温めるだけで、リラックスの深さが違います。
 
でも、たった1℃の温度差が体に与える影響の大きさを知ったことは、大きな驚きです。
 
寒くなると体が硬くなって、腰痛が出やすくなります。(私の場合)
温めることは温熱療法と同じですね。
 
でもこれからは、自分の症状に合わせて温度設定をしようと思います。
 

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