親が認知症が心配!チェックリストで重要な項目はなに?

健康

最近もの忘れが激しい、そう思うとすぐ“認知症”を疑う人が多くなってきました。本人も認知症を意識しますけど、高齢の親を抱えた家族はまた別の心配をします。

もし認知症の疑いがあっても、本人を病院へ連れていくことはなかなか難しい問題です。ご本人はそれを認めたくないでしょうし、そう思う親を無理やり病院へ連れていくことには無理があります。

そういう場合は、まず認知症の可能性があるかどうかのチェックリストを試してみましょう。

認知症チェックリスト各種

ネット上で認知症のチェックリストを試すことのできる機関をご紹介します。
それぞれ独自の項目などがあるので、複数試されるのもいいかと思います。

家族が作った「認知症」早期発見の目安(認知症の人と家族の会作成)
すでにたくさんの人が認知症の相談をしています|相談e-65.net
相談e-65.netは、認知症に関する相談や介護をされる方への情報提供サイトです。認知症はだれでもかかりうる病気です。少しでも早く相談することで、ご本人とそのご家族の方が今の生活をより長く続けることができるよう相談支援をしています。
長谷川式認知症・MCI(軽度認知障害)テスト:簡易版
長谷川式認知症スケール | 認知症ねっと
こちらのチェックシートは、認知症のテストで医療機関でも利用される長谷川式スケールの認知症簡易診断プログラムです。認知症かな?と思ったら、まずは自分で一度セルフチェックをしてみましょう。
あたまの健康チェック

上記長谷川式の有料版です。
電話で10分位で済むとのこと。
精度は97%。
https://info.ninchisho.net/mci_check

もの忘れドックのチェックリスト
認知症チェックリスト-もの忘れドック|医療法人財団 康生会 武田病院画像診断センター
認知症かどうか心配な方のための認知症チェックリスト。
認知症自己診断テスト
認知症自己診断テスト|認知症予防協会
認知症自己診断テストです。認知症を早期に発見し、早期治療しましょう。

もしパソコンが身近にあるなら、直接ご自分でされてもいいかと思います。
時間がかかっても、覚えようとか、集中して考える頭の働きが脳の活性化を促すと思います。
筆者も試してみました。

自分でできる認知症の気づきチェックリスト

「知って安心認知症」
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/05/DATA/20o5u200.pdf

医療法人栄人会認知症判断チェックシート
「認知症」判断チェックシート|京都・医療法人栄仁会 宇治おうばく病院
栄仁会 宇治おうばく病院のHPです。精神科・心療内科・リハビリテーション科・内科などの専門診療とともに、うつ病や統合失調症、認知症(もの忘れ・痴呆疾患)の治療に早くから取り組み、カウンセリングセンターも併設しています。

認知症初期段階ですること

geralt / Pixabay

上記のような認知症のチェックリストやシートで簡単なテストをしてみた結果、もっと詳しい検査をした方がいいと判断したときは、いつも通院している病院の担当医に相談してみるのがいいと思います。
地域の認知症専門医などを紹介してくれるはずです。

各地域度ごとに「地域包括センター」というところがあるので、事情を説明すれば、専門医の紹介や困りごとの相談に乗ってくれます。

いきなり本人を騙すような形で病院に連れて行くのはやめたほうが良いです。きちんと言葉で説明して、本人に納得してもらってから検査などを受けてもらうべきでしょう。その時本人が病院へ行くことを拒否するようであれば、「家族のために」「家族が困ることになるから」と説明したほうが本人も納得する可能性が高いです。

実際に、もの忘れが激しくなった親をだますようにして受診させる家族が増えているようです。その時診療室で医師に事情を書いたメモを渡し、医師に口裏を合わせるようにお願いしているようですが、医師にしてみれば家族の頼みであっても対応するのは難しいでしょう。

こういったケースでは、医師が家族に代わって事実を述べ、実際に検査をしたほうが家族のためにもなると説得し、ようやく検査をすることになったということもあります。この場合、CT検査の結果、小さな脳梗塞がたくさん見つかり、脳の血液循環がうまくいっていないことが原因でもの忘れが激しかったことがわかり、治療が必要なことを説明したようでした。

このように、もの忘れの原因が脳梗塞だったということもあるので、チェックリストの結果が思わしくない場合は、検査の必要があるということですね。

物忘れ防止対策に必要なことは?

加齢によるもの忘れは避けようがありません(多分?)。
でも、予防的な対策があれば脳の加齢を引き延ばすことはできますよね。

問題は、その記憶力の種類です。
記憶には、長期記憶短期記憶がありますね。

高齢の方は長期記憶はかなりある方もいます。
自分の子供の頃の楽しい思い出や食べたものなど、いつまでも覚えています。

問題は短期記憶の方です。
そう、30分前に食べたお昼ご飯のことです。

短期記憶は「ワーキングメモリ」と呼ばれ、会話をしているときの単語とか、買い物のリストなど、少しの間記憶しておくメモのような記憶力のことです。

この短期記憶が加齢とともに衰えてくると、「アレ、コレ」と代名詞ばかりで会話しなくてはならなくなる、もの忘れ症候群という現象なんですね。

これからは、ワーキングメモリを鍛えることを意識して生活することをお勧めします。

では、どうやって鍛えていったらいいのか?
もの忘れ予備軍の方も(!)、これから意識して生活の中で記憶力を鍛える方法を取り入れてみましょう!

それから、認知症にならないか心配なご両親にも、日常的なことから試してみるように勧めてみてください。いくつか例を上げてみますね。

料理をする

料理は同時にいろいろな作業をしなければならないことが多く、脳が活発になります。
段取りを考えたり、ガスの火の調節したりすることが短期記憶の強化にもつながります。

何かをするとき先にイメージしてから行動する

例えば、玄関に新聞を取りに行く、という行動も、一度頭のなかでイメージしてから実際に動くようにします。

感動や達成感を味わう

映画や本を読んで深く感動したり、何かをやり始めて最後までやり通したときの達成感を味わうことは大切なことです。

覚えなければならないことは何度も繰り返す

覚えようと「意識」することが大事。

覚えなければならない、その理由を考える

理由を考えることによって、目的意識がはっきりします。

最後に

最近は、ワーキングメモリを鍛える目的のアプリがたくさん出ています。ゲーム感覚でこういったアプリを活用しても面白いかもしれません。

「脳」「記憶」に関しては、またあらためてに書きたいと思います。

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